確執
僕GMで天羅キャンペーン第一話「確執」を遊んできたよ。天羅キャンペーンは過去の天羅の名作シナリオとオリジナルシナリオを緩いキャンペーン形式で遊ぼうというものです。今回は第一回目として、天羅・零基本ルールブック付属の名作シナリオ「確執」を遊びました。
■トレーラー
時は戦国、嵐の時代。
時岡の国、傭兵育成機関の顔を持つ馬込の村。
病に伏せる頭領の当麻源三郎と、その子供である誠二郎と繭が治める小さな村。
村は、後ろ盾となる時岡氏と、隣国、長塚の国の間で揺れていた。
後ろ盾は、時岡領主、時岡氏からの繭への婚姻の申し出のみ。
馬込の村に、隣国、長塚の国の領主蓮城の軍が迫る。
天羅万象『確執』
戦いの向こうにある平安。
信じる理想のために、男は戦を巻き起こす。
■プレイヤー
GM:緋
天羅スキー。初回のGMを担当しました。
サムライ:山吹鬼(やまぶき)
女サムライ。かつて長塚の国の領主、蓮城に負けた。雪辱を晴らすべく蓮城を付け狙う。右翼曲折の末に蓮城と一騎打ちに持ち込むが、蓮城が狙撃されたことで不本意な勝利を強いられた。あと業が240超えてた。PLは粥さん。
ヨロイ乗り:甲(こう)
生体ヨロイ乗り。馬込の村の棟梁の娘、繭を護るため、生体ヨロイの蝗牙(こうが)を駆る少年。幼いころ、繭を幸せにすることを約束した。エンディングで大人になった後、同じセリフを繰り返したのが綺麗だった。PLは妖くん。
戦闘用傀儡:桔梗姫(ききょうひめ)
炎の陰陽術を使う戦闘用傀儡。超火力だった。どのような状況にあれど、当麻家(誠二郎、繭)への忠誠を尽くした。忠誠の根源は、当麻を繁栄させたいという人間的な欲望であったとしても。PLはジニアさん。
シノビ:十兵衛
荒くれものの溝路木と組んで裏仕事をするシノビ。裏の顔は神宮家の隠使だったが、神宮家にはつねづね疑問を感じていた。神宮家を裏切り当麻側についたが、最期は神宮家のシノビに暗殺された。PLはエス太さん。
■感想
馬込の村の滅亡から、長塚の国の領主、蓮城の暗殺をめぐる攻防など、キャンペーンシナリオを煮詰めたような 1 セッションでした。クライマックスはトリプルクライマックス(3分割したPTでの戦闘)になるなど、ゲーム的にも展開的にも面白く。大満足のセッションでした。
なお、天羅・零で同じシナリオを遊んだ時は12時間かかったけれど、天羅WARで回した今回は5時間程度でした。早い!