トーキョーNOVA THE AXLERATION シナリオ 『或る弾丸の終末』
RSSの第六弾として、トーキョーNOVA THE AXLERATION のシナリオ「或る弾丸の終末」を公開します。玄澤 暢さん原作の“復讐の魔弾”ドン・クーゲルとその死を中心に据えた、傑作ゲストシナリオです。
2014年7月21日にクロス・ザ・ラインの内容を踏まえて更新しました。
アクトトレーラー
“魔弾”。意のままに命中するこの弾は、最後の一発だけは射手ではなく悪魔の望むものを貫くという。
“復讐の魔弾”ドン・クーゲル、それはストリートにおける恐怖の象徴。それは災厄の街を焦土に変える一発の弾丸。今、この男の憎悪は最後の弾丸となり、災厄の街へと放たれた。
“復讐の魔弾”に復讐を誓う少女、イワサキから強奪された新兵器、そしてドン・クーゲルの過去を知る女。それぞれの思惑が絡み合う中、“復讐の魔弾”の首を死神と悪魔が狙う。
“魔弾”の射手は心しておかねばならない。
“ 魔弾”の最後の一発は、必ず悪魔の望むものを貫くということを。
トーキョーN ◎ VA THE AXLERATION
「或る弾丸の終末 -End of velocity-」
運命の扉の向こう、嗤う悪魔は誰だ。
本シナリオについて
本シナリオはトーキョーNOVA The Detonation時代のリプレイ『カウンターグロウ』に掲載されている『ナイト・アフター・ナイト』を踏まえた、“復讐の魔弾”ドン・クーゲルの死を描くシナリオだ。そのため、RLに『ナイト・アフター・ナイト』の知識があることを前提としている。また、PLについても『ナイト・アフター・ナイト』の知識があることが望ましい。
もし、参加するPL がクーゲルや「ナイト・アフター・ナイト」に知識がない場合は、導入のためのモチベーションがややドライな『カブトワリ』、もしくは『クグツ』を推奨すると、アクト内の立場とPL の知識の齟齬が起きづらいだろう。
ゲストシナリオ
公式ゲストをシナリオの中心に据えたシナリオのことを、当方は『ゲストシナリオ』と呼称している。ともすれば参加したキャストが主役ではないと感じてしまう状況となりかねないが、公式NPCの去就を扱うシナリオであるため、NOVAの世界観の広がりや、歴史を感じられる深みを持たせることができる。
ゲストシナリオを成功させるコツは、本シナリオ p.17 のプレイレポートに掲載している。RLはアンダーワークの開始前に確認してほしい。
カウンターグロウ
リプレイ『ナイト・アフター・ナイト』を掲載しているトーキョーNOVA The Detonation版のリプレイだ。本シナリオの基礎となる情報が知りたい方はぜひ購入いただきたい。旧版のものだが、本当に面白いリプレイだ。2014年3月時点では販売されている。このシナリオを遊ぶためにも、ぜひ一読してほしい。
トーキョーN◎VA The Detonation リプレイ カウンターグロウ (ログインテーブルトークRPGシリーズ)
- 作者: 稲葉義明,鈴吹太郎,F.E.A.R.
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2011/06/30
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
プレイデータ
プレイヤー:4人、プレイ時間:5~6時間
ダウンロード
あとがき
スタッフリスト(敬称略)
-
原作:玄澤 暢
-
執筆:緋
-
DTP:緋、つねひら
-
イラスト:こぺん
-
レイアウト協力:ヨビ
-
スペシャルサンクス:コバヤシ(プレイレポート)、生方一寛(校正協力)、篠原透(校正協力)
スタッフ、本シナリオに関った全てのプレイヤーに感謝します。