トーキョーNOVA THE AXLERATION シナリオ 『New World』
RSSの追加シナリオ(第七弾)として、トーキョーNOVA THE AXLERATION のシナリオ「New World」を公開します。このシナリオは、原作者である緋が特にTNXでやりたかったもの、日本とマキノイドの関りを描いた内容になっています。
少人数で遊ぶことを前提にしていて、非常にやりがいのある(悪く言えば難しい)シナリオです。面白いですよ!
2015/8/1 追記
ライドオフでのフィードバックを受けて、SPSの追加、日本関連の背景設定の取り込みなどの改訂を行いました。
アクトトレーラー
無限を意味する言葉――インフィニティ。
電脳の海から“必然”の帰結として生まれた真なるマキノイドは、
あらゆる暗号を解き、世界のパワーバランスを崩壊させうる存在となった。
日本を超える存在を許すことのできないN◎VA軍は、インフィニティを殺すための暗殺チームを組織する。
人類が新たな生命に差し出すのは、甘い林檎か、毒入り林檎か。
トーキョーN◎VA THE AXLERATION
『New World』
二進法の世界から、新世界の扉が開く。
本シナリオについて
本シナリオは、あらゆる暗号を解く能力をもつマキノイド、インフィニティと、彼女を危険視するニューロエイジの支配者、日本(N◎VA軍、フジタ・サイバーガード社)の対決を描いたハードなシナリオだ。
特筆すべきポイントは、以下の3点だ。
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ハードな依頼
キャストはそれぞれの理由で、N◎VA軍の集めたマキノイド暗殺チームへの参加を強要される。気の食わない(しかし、強力な)依頼主であるN◎VA軍からの依頼はアクトの密度を一気に高める。
加えて、標的となるマキノイド“インフィニティ”はメジャーアクションが全て《電脳神》と扱うといった刺激的な能力を持っている。高難度の仕事を進める爽快感と焦燥感は、とても面白いものだ。 -
ダブルハンドアウト・ルール
本シナリオは、オープン型のダブルハンドアウトを採用している。
『③ニューロ』は、ハッキングの痕跡を見咎められ、半ば強制的にミッションに参加させられるというペルソナハンドアウトを持つ。しかし、キーハンドアウトからは事件の全く別の姿が垣間見える。
キーハンドアウトの公開により、今まで見えていた事件が様変わりしていく衝撃を、ぜひ楽しんでいただきたい。 -
キャストの決断
本シナリオは超大国日本とマキノイドの関係に真正面から取り組んだ内容となっている。日本が恐れ追い詰める新人類と共に、キャストは逆転のための重要な決断を行う。キャストが強大な敵に対してスタイルを貫き、これを打破することで、心に残るアクトが行えるだろう。
アクトルール
インフィニティの特殊性を表現するため、アクトルールとして「彼女のメジャーアクションは《電脳神》と同等の効果を持つ」という刺激的な要素を取り入れている。
また、サプリメント「ビハインド・ザ・ダーク」記載のダブルハンドアウト・ルールを導入している。ペルソナハンドアウトは嘘ではないが、真実の全てではない。全てを知るためには「キーハンドアウト」の公開が必要だ。
トーキョーN◎VA THE AXLERATION サプリメント ビハインド・ザ・ダーク (ログインテーブルトークRPGシリーズ)
- 作者: 鈴吹太郎,F.E.A.R.
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日: 2015/04/30
- メディア: 単行本
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これらの要素を踏まえ、複雑になるアクトの運営のための「プレイレポート」を用意した。シナリオ本体に掲載しているため、RLはプレイ前に内容を把握してほしい。
プレイデータ
プレイヤー:3人、プレイ時間:4~5時間
ダウンロード
あとがき
スタッフリスト(敬称略)
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原作/執筆:緋
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DTP:緋
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イラスト:しのとうこ
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レイアウト協力:つねひら、ヨビ
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スペシャルサンクス:
漆妖(原作協力)ライド(データ協力)
生方一寛(プレイレポート協力)
まだら牛(プレイレポート協力)
篠原 透(校正協力)
スタッフ、本シナリオに関った全てのプレイヤーに感謝します。