緋ニッキ

東京近郊のTRPGプレイヤー緋のブログ。トーキョーNOVA THE AXLERATIONのシナリオ、ダブルクロス等のダイスアプリ、Skypeオンセのノウハウ等を公開しています。

ショートキャンペーン1話 「忘骸戦場(ぼうがいせんじょう)」

ヨビさんGMでBBTのショートキャンペーン「忘骸戦場(ぼうがいせんじょう)」を遊んだよ。

 

■トレーラー 

 2012年、日本・池袋―――。 

突如放たれた一発の爆弾を皮切りに、東京が悪夢の戦場へと変わる。 

あらゆる組織を壊滅させてゆく謎の軍団。 

強靱な魔物を殺し尽くす黒金の殺戮兵器。 

池袋が地獄へと変わりゆく最中、 戦場の悪夢に捕らわれた少女と4人の半魔が出会うとき、 止まっていた運命の歯車が回り出す。 

 

ビーストバインド・トリニティ 

『忘骸戦場(ぼうがいせんじょう)』 

 

忘れられた戦場を越え、再び渇望(エゴ)と絆の物語が紡がれる。 

 

 ■プレイヤー

GM:ヨビさん

細やかな気配りと豪快な演出を兼ね備えたいつも以上のヨビさんでした。

 

"今、此処に来たれりキルロイ"ジョナサン・ジェイムズ・キルロイ

アタッカー、レジェンド(都市伝説/伝説の英雄)

PL:古河切夏さん

第二次大戦から米軍内で描かれ続けたマスコットが、何処にでも現れる非実在の伝説的兵士として具現化した都市伝説。世界中の戦場を渡り歩いた彼は、何時までも戦争を終わらせられない人間に疑念を持ってしまった。しかし、彼の根源は戦場にあり、戦いを止めることはできない。今はバウンティハンターとして池袋の夜に生きている。

本シナリオではA国の内戦に際して助けた少女、ハイナのために命をかける。

 

"アルスマギカ"冷泉 天音(れいぜい あまね) 

アタッカー、ハーミット(マジシャン)/純血

PL:緋

古くから池袋の魔術的守護を担ってきた一門の当主。純血の魔法使い(ノーブルブラッド)。池袋の守護者を自認している。サンシャイン60の61階に魔術工房を構築しており、そこを拠点とする。身に着けた召喚魔術は地球ドミニオン最大の威力を誇る月堕としの大魔術である。

本シナリオでは地球ドミニオンの魔と半魔を粛清して「世界を綺麗にしよう」としている黒氏 叢(くろうじ そう)に"女神"と呼ばれつつも、彼を止めようとする。

 

"王の御首(おうのみしるし)"マクベス

サポーター、ヴァンパイア(血族)、イレギュラー(守護者使い)

PL:妖くん

齢1000を越えると言われる、吸血鬼たちの長老の一人。生に執着し、吸血鬼に成り果てたマクベス王その人である。人の姿は、召使いを伴った車椅子の老人。魔の姿は、生首となり、召使いに抱えられた姿となる。

好々爺然とした振る舞いをするが、欲深く、利に聡く、己の生に何よりも強い執着を見せる。ウォーレンによるクーデターの際には、形勢不利とみるやいち早く寝返り、その権勢を維持した。

本シナリオでは、黒氏 叢の仕掛けた日本国の半魔組織へのテロにより半壊した、ペルソナネットワークの窮地を救うために(あるいは、己の領地への欲望のために)、ウォーレン・"グラットン"・レイクの依頼で黒氏 叢の企みをとめるべく暗躍する。

 

"機鱗童子"伊吹 龍一

ディフェンダー、ネイバー(鬼)、フルメタル

PL:つねひら

JABF/Japan Anti Beast Forces(自衛隊の対半魔部隊)の少佐。JABFの司令官、百鬼 一馬(なぎり かずま)によって壊滅させられた鬼の集落の生き残りで、百鬼 一馬に復讐する機を伺って、JABFに入隊した。面倒見のいい性格で、フットワークが軽い。

本シナリオでは、黒氏 叢の仕掛けた日本国の半魔組織へのテロにより壊滅したJABFを再編する時間を稼ぐために、あるいは、自身の手で黒氏 叢を止めるために奔走する。

 

■大まかなストーリーライン

20年前、因果の流れにより過去に流れ着いた冷泉天音に救われた黒氏 叢は、成長し、メルクセデク社の中核を担う技術者になっていた。彼は家族をミレニアムの災厄で失っており、その復讐のために、幼いころにみた幻想のように世界を綺麗にするために、地球ドミニオンの魔/半魔を根絶やしにしようとする。その武器として、彼はあらゆる探知を無効化する人工迷彩と、世界中の兵士たちの魂を使役する戦略兵器アバドンを作成した。そして彼は日本国内で半魔組織に対する大規模なテロを実施する。

一方、A国の内戦で少女ハイナを助けたキルロイたちは、ハイナを含めた世界中の兵士たちの魂がアバドンに蒐集され、使役されていることを知る。黒氏が何をするために日本国内でテロを起こしたかは不明だが、目標が半魔の根絶やしにある以上、放っておくわけにはいかない。

激闘の末、黒氏の主力兵装であるアバドンを倒した4人の半魔たち。しかし、黒氏はメルキセデク社の保安部に拘留されるも、高笑いを浮かべる。彼の手には願いを叶える白い羽が握られていたのだ。

 

■感想

すでに「死んでいる」以上、どうやったってハイナは助けられないのだけれど、それでも葛藤するキルロイの葛藤、マクベスのV:tMのような芝居がかった演技、伊吹の包容力などが目立つよいセッションでした。僕はオープニングで壮大に事故ったけれど、後半持ち直してたぶん総合的にはカッコよかった・・・はず。

本日、最終回なので大変楽しみです。